ファッションブランド「mina perhonen(ミナペルホネン)」の展覧会が5月23日から、オリエンタルホテル(広島市中区田中町6、TEL 082-240-7111)デザインギャラリーで開催されている。広島では初の開催。
同展のテーマは「TODAY’S ARCHIVES(トゥデーズ アーカイブス)」。過去に発表した柄を、改めて眺めると、どのようにまとまるかという思いから名付けられた。同展は広島のほか、東京でも開催。広島では「『空』と『水』をメーンにアーカイブスを再編集したときに、どんな世界が広がるのか」という視点で作品を見せる。会場には空を飛んでいる鳥の風景を表現した洋服など、空気感を表現した作品約20点が並ぶ。作品が展示してある壁にはデザイナー皆川明さんが直筆でコメントを書いている。
ミナペルホネンは13年前に「mina(ミナ)」の名で、皆川さんにより設立されたファッションブランド。時の経過とともに色あせることのない服を目指し、オリジナル図案によるテキスタイルデザインから服づくりを進める。ワードローブは成長し続け700種類を越える生地から生まれた、さまざまなフォルムの洋服が現在でもアーカイブとして残っている。
会場では、ミナペルホネンのアーカイブスコレクションから生まれたバッグ(8,925円~)やTシャツ(7,350円)、印刷物として派生したペーパーコースター(2,100円)や書籍(1,365円~)などを販売する。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。7月9日まで。
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