広島パルコ本館前のアリスガーデン(広島市中区新天地)で5月22日、日本酒のイベント「日本酒楽園2008」が開催される。主催は大和屋酒舗(胡町)。
今年で3回目を迎える同イベントは、広島で行われる全国新酒鑑評会・製造技術者講習会に合わせ、全国から蔵元が広島に参集する機会を利用して行うもの。昨年は約600人が来場した。
イベントには、広島と全国から約32の蔵元が参加。そのうち、広島からは「賀茂鶴」「冨久長」など16の蔵元が参加する。会場に設けたテント内のブースでは、約60種の大吟醸や純米吟醸が楽しめるほか、焼き鳥や珍味などの「酒肴屋台」も並ぶ。
当日は、蔵元の酒や前掛けが当たる抽選会や広島在住のDJ TEDDY KUMAさんとバンドによる演奏も行う。「日本酒になじみのない若い世代にも興味を持ってもらえれば」(関係者)と演奏にはあえてDJを組み込んだ。
大和屋酒舗の大山晴彦店長は「日本の伝統文化である『手造りの日本酒』の普及と継承に少しでも役立てば」と話す。
開催時間は17時~20時。チケットは、好きな酒を5杯試せる「トライチケット」(1,000円)と全種類の酒が試せる「フリーチケット」(2,000円)の2種類。