マツダレンタカー(広島市南区)は、カーシェアリング事業「カーシェア24」(TEL 0120-24-5037)の17ヵ所目となる「光町2丁目ステーション」(東区光町2)を2月10日にオープンする。
カーシェアリングは車両を所有せずにあらかじめ登録している会員らで共同利用することで、維持費の軽減や渋滞・駐車場不足などの交通問題の解消、環境問題の改善を図ることを目的とし、活動が広がっている。
同社は2005年2月にカーシェアリング事業をスタート、同ステーションを含め全国に17ステーション(うち広島は9ステーション)を展開する。各ステーションには通常のコインパーキングや駐車場スーペースの一角に2~3台の車を常備。事前に電話やパソコンで予約を入れ近くに設置された端末から鍵を取り出して利用する仕組み。車両1台あたり25人~30人の会員数を目安にサービスを展開している。
新ステーションには、マツダ車の「デミオ」(2台)、「AZワゴン」(1台)を設置する。月額基本使用料は、Aプラン=4,200円(15分=210円)、Bプラン=1,050円(15分=315円)。入会金無料、ICカード作成料は2,100円。
ターゲット層は、ステーション周辺の半径400~500mに自宅や会社がある人、主婦、単身赴任の会社員、法人などを想定。他ステーションで多い利用用途では「短時間の送迎や郊外への買い物など必要なときだけ使うセカンドカーとしての役割を果たすことが多い」(同社、総括部、総括グループの森原さん)という。
森原さんは「広島でも『カーシェアリング』という言葉がだいぶ浸透してきたと思う。同ステーション周辺は慢性的に駐車場も不足しているエリアなので需要が見込めるのでは」と話している。 同10日、11日は、10時~17時まで現地説明会を開催する。