広島のカキ業者が140周年-1日1組14万円の「船宴」も

写真=かき船かなわ外観©かなわ

写真=かき船かなわ外観©かなわ

  • 0

  •  

 カキの生産・販売や専門店運営などを手がける「かなわ」(広島市南区)は今年で創業140周年を迎えたの機に、「14」「140」にちなんだ限定企画を実施している。

[広告]

 同社は、広島市内で「かき船かなわ」「ASSEかなわ」「かき名庵」、東京・銀座で「銀座かなわ」「オストレアかなわ」の5店舗の直営店を展開しており、毎年10月~3月には、日本橋高島屋でカキの販売を行ってきた。すべてのカキの生産・販売・料理の一連を自社で手がけており、そのこだわりには定評がある。

 「かき船」とは、江戸時代に広島のカキ養殖業者が大阪の市場までカキを運搬していた船のこと。その船が次第に河岸でカキを直接販売するようになり、明治時代の始め頃には「カキ料理店」へと変貌、最盛期には100隻近くが営業していたという。船を店舗として営業してきた「かき船かなわ」はそれらをモチーフにしている。

 140周年企画では、各店でフレッシュオイスター(生カキ)を1個140円で提供しているほか、「かき船かなわ」では「カキとリンゴのグラタン」や「土鍋炊きカキ飯」などが盛り込まれた「特別カキ会席」(1人前=14,000円)や1日1組限定(要予約)の「船宴」(2人前=14万円)も用意する。いずれも10月末まで。

かなわ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース