広島・立町にクレープやドリンクなどを全て100円で販売するテークアウト専門店「ワンハンドレッドクレープ」(広島市中区立町、TEL 082-242-1388)がオープンして3カ月がたった。
坂田亮治さん・麻衣さん夫婦が今年7月に出店した同店。地域に密着した店にしたいと、あえて通りから一本入った裏路地に店を構えた。店舗面積は約9坪。対面式のカウンターにはショーケースを配し、10種類前後のクレープを並べる。
販売するのは手作りにこだわったクレープとコーヒーなどのドリンク。価格は全て100円だが、麻衣さんの喫茶店での勤務経験を生かしたアレンジも加える。クレープはケーキのような感覚で食べてもらいたいと、男性でも食べやすいサイズを意識した。
クレープは定番7種類と月に季節限定2種類をそろえる。リピート率が高く、季節限定商品は月1回のペースで入れ替える。利用客には、100円を握りしめてくる小学生から来客用のお茶菓子として利用するビジネスパーソンまで幅広く、近隣には配達も行う。「運動会やママ友の集まりでも利用してもらいたい」と店長の麻衣さん。平日を中心に売り上げを伸ばし、1日300個近くを売り上げる。
営業時間は11時~で、売り切れ次第閉店。