中国地方5県の「道の駅」全94カ所を半年間かけて回るバスツアーの販売を5月24日、阪急交通社広島支店(広島市中区大手町)が始めた。
休憩や産直市での買い物などで立ち寄る「道の駅」にフォーカスを当てたバスツアーは、同社札幌支店が今春発売した「道の駅スタンプラリー」にヒントを得て企画。各駅に設置されているスタンプを集めていく地元密着型のツアー商品として販売する。
道の駅は県内17カ所、岡山=16カ所、山口=21カ所、島根=28カ所、鳥取=12カ所。週末の日帰りを中心に日程を組んで、全10回で巡る。集めたスタンプの数に応じて出雲そばや地元の野菜、旅行券を進呈するという。滞在時間は1カ所約20~30分。「地元の特産品などを購入したり、歴史や文化に触れてもらえたりすれば」と企画に携わった営業の藤井秀幸さん。「今後は、観光やグルメに加え目的別のツアー販売にも力を入れていきたい」とも。
旅行代金は3,990円から。