広島・流川通りに6月18日、牛タン専門店「牛たんや 服部」(広島市中区流川町、TEL 082-249-0053)がオープンした。
同店は、中新地の「手打ちそば 廉(れん)」(薬研堀)店主の谷本譲さんが開いた2店舗目。開業から3年、広島にない商材を扱った店を開きたいと牛タンに特化した店を構えた。
店舗面積は約9坪。流川通りに面したビルの1階に構える。席数はテーブル、カウンター、小上がりの掘りごたつ席の計22席。店内は木目や茶、赤を基調に統一する廉とは対照的に、青と差し色のゴールドで仕上げる。和のテイストは変わらず、「落ち着ける空間を目指した」。
主力メニューは牛タンの塩焼き(1,000円)。1頭から2.5~3人分しか取れないというタン元は約1センチの厚切りにして炭焼きで提供する。「歯切れがいい」と谷本さん。塩漬けにして熟成させることで、うま味も増すという。
このほか、ゆで牛タン(600円)、牛タン角煮(650円)、牛タンみぞれ煮(800円)、牛タンみそ漬けとクリームチーズ(600円)など。自然薯(じねんじょ)を使った料理にも力を入れ、豆腐(500円)や卵焼き(550円)を含む4品を用意。
単身者向けに、テールスープや麦飯もセットになった割安な「牛たん塩焼き定食」(1,200円)や一品料理もそろえる。アルコールは、ビール(500円)や広島、東北の地酒(750円~)など。客単価は約3,000円。
営業時間は18時~翌3時。日曜・祝日定休。