アニメやコミック、キャラクターグッズの専門店を集めた「アニメイトビル」(広島市中区大手町2)が3月16日、エディオンが運営していた玩具・ゲーム専門店「ネバーランド広島本店」跡にオープンする。
コミックやアニメに関するキャラクターグッズなどを扱う同店は、キャラクター商品を主力とする「アニメイト」、同人誌などのアイテムを中心にそろえる「メロンブックス」、アニメ関連アイテムの買い取りや販売を行う「らしんばん」、トレーディングカード専門店「カードラボ」の4店舗から成る複合ビル。「買い物だけでなく、情報発信やイベントなどで一日中楽しめる施設」をコンセプトに、県内最大級の「アニメ拠点」として構える。らしんばん、カードラボは県内初出店となる。
フロア構成は、1階・5階=イベントスペース、2階=アニメイト、3階=「メロンブックス」「らしんばん」「カードラボ」。4階フロアは現在使っていないという。店舗面積は、アニメイト=約181坪、メロンブックス=約70坪、らしんばん=約50坪、カードラボ=約34坪。
アニメイトは2フロアから1フロアへ統合。売り場面積は約1.5倍広くなり、コンセプトコーナーの充実に力を入れる。主力のキャラクターグッズ数は約2倍に増やした。通路幅を広めに確保したというメロンブックスも移転前に比べ、店舗面積・取扱アイテム数が2倍に強化する。
中国地方では岡山に次ぐ出店となった「らしんばん」は、地方で入手の難しい商品もそろえる。「新たな中古市場の開拓を目指したい」(大森店長)と意欲を見せる。カードラボは店内に32席のフリースペースを完備。メーカー公認や店舗独自のカードゲーム大会を企画する。
コアターゲット層は、アニメイト=中学生~高校生の女性客、メロンブックス=大学生以上の男性客、カードラボ=15歳~29歳の男女。「らしんばん」は買い取りが中心のため、幅広い利用客を想定する。
各店ではアニメイトカフェの出店や声優KENNさんによる一日店長イベントなど、オープニングイベントを企画。オープン日は開店時間を30分早める予定。
営業時間は10時~20時(各店で異なる)。