広島・袋町小学校前に2月9日、キッチン用品・雑貨専門店「NabeStore（ナベストア）」（広島市中区袋町、TEL 082-569-9775）がオープンする。

マトリョーシカを取り入れたデザイン箸

　「食」に関わる専門店をコンセプトにした同店は、アルミ鋳造製の鍋やフライパンなどの製造・卸売りを手掛ける関西軽金属工業（東区若草町）が出店。本社を置く広島への貢献を目的に、運営しているECサイト「ナベストア」に比べ10倍ほどの品ぞろえで、小売り事業へ進出する。

　店舗面積は約40坪。店内は白を基調に仕上げ、通路は大人が十分にすれ違える広さを確保する。店内奥に用意したクッキングスペースには大型の調理台を設置。「納得して購入いただきたい」と同社社長の山崎拓さん。販売する一部商品を試せるサービスも取り入れた。

　取り扱うのは、調理器具や食器、カラトリー、雑貨など、カラフルでデザイン性の高い1500～2000アイテム。価格は100円～2万円と幅広く、普段使いからギフトまで用途に応じた使い分けができる。

　広島初登場のブランドやオリジナル商品も取りそろえ、ブタをモチーフにしたキャラクター「ラッキーピッグ」は若年層向けの目玉として品ぞろえする。「商品を見て楽しんでいただきたい」と山崎さん。「訪れる度に発見や驚きを提供したい」とも。

　コアターゲットは30～40代の女性。客単価は3,000円を見込む。営業時間は、月曜～金曜＝11時～20時、土曜＝10時～20時、日曜・祝日＝10時～19時。水曜定休。