広島・紙屋町の家電量販店「エディオン広島本店本館」が10月26日、全面改修を終えてグランドオープンする。本館に隣接する新館との2館体制で「エディオン広島本店」は、売り場面積は約4700坪とエディオン(本社=大阪市北区)最大規模となる。
本館は今年7月末に閉館して全面改装に着工。これまで別館で営業してきた情報家電専門館「コンプマート広島」、時計専門館「ウオッチ館」、玩具やゲーム専門館「ネバーランド広島本店」を統合する。1階フロアには、中四国・九州エリアで最大の「アップルショップ」を開設。専門性の高い商品ラインアップで来店客の幅広いニーズに対応する。
建物は地下2階~地上8階で、売り場面積は約2500坪。フロア構成は、1階~4階=情報家電、5階=時計とJTB総合提携店「エディオンツアーズ」、6階~7階=玩具・ゲーム、8階=サンフレッチェ広島オフィシャルショップ「V-POINT」、「よしもと紙屋町劇場」、サテライトスタジオ「エディオンスタジオ紙屋町」。
時計フロアでは、国内外の各メーカーが販売する時計を扱う。時計本体の数は西日本最大級で、一級時計修理技師など8人の技能士と専任スタッフが対応に当たる。玩具やゲームフロアには、ベビーベッドやおむつ交換台、調乳用温水器を備えた授乳室を用意。ファミリーでの来店に対応する。
同店向かいに今年6月にオープンした「エディオン広島本店新館」も、同店の全面改装に合わせてフロアを見直す。ブライダル家電と式場選びをトータルで提案できる「ブライダルカウンター」も新設した。
同社は、「デオデオ」「エイデン」の持ち株会社として2002年に設立。昨年10月にエディオングループの統合により、イシマル(関東)、エイデン(中部)、ミドリ(近畿)、デオデオ(中国・四国・九州)を運営する事業会社となった。今年10月には、直営店のストアブランドを統合している。
営業時間は10時~20時。