「運転が好き」「クルマで世界を広げてみたい」などの思いを持った女性たちが集まる「走るオンナ倶楽部」が現在、未来のクルマ作りに生かせるアイデアを募集している。
女性から共感を得るクルマ作りを目指し、生活全般にわたった情報収集を行うことを目的にしたプランニングチームは、自動車メーカー「マツダ」(安芸郡)と女性マーケティング会社「ハーストーリィプラス」(西区草津新町)が2月に立ち上げた。マツダの「女性の今の気持ちが知りたい」というニーズを踏まえてスタートしたという。
現在の会員数は約200人。参加者は女性限定で、2カ月ごとにランチやディナーなどの交流イベントやセミナーを開き、意見交換を行う。初回のミーティングには、定員100人に対して2倍の約200人が応募した。
過去2回のミーティングから、「(参加者は)クルマに対する関心度が普通の女性よりも高いことが分かった」とハーストーリィプラスの新宅さん。日常生活とクルマの結びつきの強さを感じ、「本当に欲しいクルマ」のアイデアを集めるコンテストを企画した。企画書、イラストなどでの応募を受け付ける。
応募受け付けは8月31日まで。