そごう広島店(広島市中区基町)新館9階が7月12日、インテリアのフロアとしてリニューアルオープンした。
売り場では、高感度な団塊世代と団塊ジュニア世代をターゲットに家具・ベッド・オーダーカーテン・家電製品など「上質な空間」(同社)をトータルで提案する。「リラックスインテリア」エリアの取り扱いブランドは、リビング&ダイニング家具=アルフレックス、B&B Italia、ムーア、ナツッジ、ヒュルスタ、カリガリス、ベッド=サータ、マインタル、デザイン家電=プラマイゼロ、アマダナほか。
ドリームベッド(西区己斐本町3)は、ウオーターベッドや米ベッド「サータ」ほか11台のベッドを展示する。ベッド単体ではなく「B&B Italia」のソファや照明などと組み合わせて展示し、「ベッドのある空間をアピールする」(同社担当者)という。
デオデオ(中区紙屋町2)は、「音と映像のある暮らし」をテーマに設備費総額1千万円のホームシアターシステムを設けた25畳のリビングエリアを再現。中央に置かれたソファに座りリモコンを操作しながら、150インチのスクリーン、11つのビルトインスピーカーほかフルオートメーションシステムを体感できる。
同フロアには、各ブランドの専任スタッフを40人、インテリアコーディネーターの資格を持つ女性5人を配置する。インテリアコーディネーターへの相談は無料で、自宅への訪問も可能。「どういう暮らしがしたいかをヒアリングして、何が必要かを提案できれば」とインテリアコーディネーターの佐藤さん。
リニューアル投資額は約1億円。年度売上目標は前年比115%の10億円を目指す。同フロアには今後、山野楽器(8月)や音楽教室(9月)のオープンも予定している。営業時間は10時~20時。