東京・上野で今年5月に開催し、成功を収めた食べ歩きイベント「食べないと飲まナイト」が9月20日・21日、広島の流川・薬研堀エリアで開催される。
外食を中心に飲食回数が減少傾向にある中、気になっていた飲食店へ気軽に足を運ぶきっかけになればと開く同イベントは、上野に次いで全国で2カ所目の開催。参加者は5枚つづりの飲食チケットを購入し、参加する36店舗中の5店舗を食べ歩く。
各店舗では、通常1,500円以上で提供するメニューを、半額以下で楽しめるフードとドリンクの「特別セット」を用意。価格を気にせずに楽しめることから、飲食店の新規開拓にも期待が掛かる。
利用する店舗を選ぶ作業は「非常にワクワクするもの」と話すのは、イベントを主催するNPO法人繁盛店への道中国地区本部の岡崎さん。「ワクワク感を広島の街で感じてもらえる事が最大の特徴」とも。残ったチケットは月末まで金券として使用することも可能だという。
広島での開催は、上野でのイベントの様子をツイッターで知った同NPOが取り仕切る。「広島の活性化にこれはいいと思った」と岡崎さん。メンバーが上野でのイベントを主催した実行委員長と知り合いだったことから、紹介を受けて、多くの飲食店が点在する流川・薬研堀エリアでの開催を決めた。
参加店は、「おでん権兵衛」「日本料理Dragonfly」「バー マダムジュウジュウ」「せそ屋」「18BANG」など。2日間で1500人の参加を目標に掲げる。
営業時間は各店舗で異なり、15時~翌5時。チケットは前売り=3,500円、当日=4,000円。問い合わせは、同NPO(TEL 082-234-1260)まで。