オール広島ロケが話題を呼ぶ映画「BADBOYS」(2月26日広島先行上映)の公開を前に、映画化を記念して制作した広島東洋カープとのコラボアイテムの販売が始まった。
アイテムを企画したのは広島のグッズ制作会社スペースエイジ(広島市中区富士見町、TEL 082-555-1811)。映画のロケ地にもなった、観音のライブハウス「CROSS ROAD」(西区西観音町)の紹介で、同社の吉岡憲治社長が窪田崇監督と出会ったのがきっかけ。原作者の田中宏さんがカープファンだったことから、球団とのコラボも実現した。運営はテレビ新広島(南区出汐2)。
商品は、Tシャツやタオルを中心に展開。第1弾では、「司坊やTシャツ」(3,150円)やキャラクターのイラストが入ったフェイスタオル(1,890円)、アイフォーン4ケース(2,625円)など9アイテムを販売する。イラストは全て田中さんが描き下ろす。デザインは、「原作のイメージを損なわず、一般の方にも受け入れられるように意識した」。
ターゲットは男性やカープファンを中心に想定。オンラインショップでは販売開始から1週間で60~70件の注文数が入った。客単価は約8,000円と好調。今後も段階を分けて商品を発売し、合計で30~40品をラインアップしていく。
販売は、オンラインのほかにリアルショップでの展開も検討。プロ野球のペナントレースが終了する10月ごろまでを予定しており、映画が公開される2月下旬以降からの売れ行きに期待を寄せる。