広島市内で冬の訪れを告げるイルミネーション・ライトアップ「ひろしまドリミネーション2008」が11月17日、平和大通りを中心に始まった。
ひろしまライトアップ事業実行委員会が主催する「ひろしまドリミネーション」は、平和大通りや商店街、商業施設など市内中心部一帯でライトアップすることで、市民や観光客が広島の夜の街を散策して楽しめる観光スポットを創出するもの。2002年より毎年開催されている。
今回は、「おとぎの国」をコンセプトに広島市内の28カ所でイルミネーション・ライトアップを実施し、過去最高となる約130万個の電球を使用している。メーン会場となる平和大通り沿いでは約90万球が、14のモニュメントをライトアップしている。
新企画として、市民から募集した36本のクリスマスツリーの電飾や広島市内の学生から募ったデザインをベースに製作した高さ約3.5メートルのモニュメント、「折鶴の塔」や「帆船」の3デザインを加えた。
目を引く高さ約30メートルの「ドームツリー」や点灯式が実施された広島クリスタルプラザ前の「ピース城」には、会社帰りのビジネスマンやOL、家族連れが立ち止まり、ライトアップされたイルミネーションをケータイのカメラに収める姿も多く見られた。
イルミネーションの点灯時間は17時30分~23時ごろ。来年1月3日まで。