お笑い芸人のジミー大西さんの作品展「POP OUT」が10月4日、広島三越(広島市中区胡町)で始まる。
ジミーさんの画業30周年、所属する吉本興業110周年を記念した全国巡回展で、4月の東京・銀座を皮切りに、1年かけて全国9会場を回る。広島での展示会は約10年ぶり。初期から未発表作品まで、約100点の絵画、オブジェを展示する。
ジミーさんは、1992(平成4)年に出演したテレビ番組で絵を描いたことをきっかけに、画家としての活動をスタートした。1996(平成8)年には芸能活動を休業し、憧れという画家ピカソが生まれたスペインに移住。その後も世界を放浪しながら作品を描いてきたが、2015(平成27)年に突然、制作活動を中断した。その後、ジミーさんが人生の師と仰ぐ明石家さんまさんの言葉を受けて、2020年に活動を再開している。
会場では、ジミーさんのアート作品をデザインに落とし込んだクリアファイル、マスクケース(以上500円)、タンブラー(1,300円)、エコバッグ、ハンカチ(以上2,500円)などのグッズも販売する。本展のキービジュアル撮影に使った作品セットの「フォトスポット」も設け、自由に撮影できる。
会期中、ジミーさんのサイン会を開く。4日・8日・9日・10日のみ。会場で作品集(2,970円)を購入した先着200人が対象。ジミーさんは、「(大変なことも多い昨今だからこそ)自分の絵を見て笑ってもらいたい」とコメントしている。
開催時間は10時30分~19時(最終日は17時閉場)。入場料は、大人=1,100円、中高大学生=800円、小学生以下無料。今月16日まで。