瀬戸田町の特産品であるかんきつを使ったジューススタンド「カンキツスタンドオレンジ」が7月、JR尾道駅1階にオープンした。

瀬戸田町産のかんきつを使ったジュース

　運営は、しまなみ海道の生口島で宿泊施設、カフェレストラン「SOIL SETODA（ソイル 瀬戸田）」を手がけるStaple（尾道市瀬戸田町）。産地に近く、利用客が多い駅へ出店することで、消費者に産地や生産者についてのリアルな情報を提供し、店舗で得た情報を生産者に伝えることで次の栽培や加工の参考にしてもらう考え。

　かんきつジュースは13種類を用意する。3種類飲み比べ（600円）や瀬戸田で焙煎（ばいせん）したコーヒー（500円）、かんきつを漬け込んだシロップを使ったスカッシュなど。週末の夕方からは、かんきつを使った数種類のクラフトビール、レモンサワー（以上600円～）や軽食を提供する駅ナカの立ち飲み店「気まぐれスタンド DAIDAI」に屋号を変えて営業する。

　営業時間は11時～19時（金曜・土曜・日曜は21時まで）。