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広島ドラゴンフライズが「折り鶴」寄贈 Bリーグ46クラブから800羽

おりづるタワー12階フロアの「おりづるの壁」から、寄贈するおりづる1羽を投入する朝山選手(写真手前)

おりづるタワー12階フロアの「おりづるの壁」から、寄贈するおりづる1羽を投入する朝山選手(写真手前)

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 広島ドラゴンフライズが8月6日、原爆ドーム東側の観光名所「おりづるタワー」(広島市中区大手町、TEL 082-569-6803)に、所属するプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」から集まった折り鶴400羽を寄贈した。

集まった折り鶴を手にする朝山選手ら

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 折り鶴は、広島ドラゴンフライズがB.LEAGUEと連携し、所属クラブと共同で平和への願いを発信する取り組み「#おりづるリレー」の一環で、参加するクラブの選手が折った。実施期間は7月26日~8月3日。折り鶴800羽が集まり、このうち400羽は8月3日に平和記念公園へ寄贈している。

 参加クラブは、B1=全22クラブ、B2=全14クラブ、B3=10クラブの計46クラブ。完成した折り鶴を手に自身が考える「平和」について、動画でメッセージを発信し、各クラブの公式ツイッターアカウントで7月26日から公開している。

 広島ドラゴンフライズキャプテンの朝山正悟選手は「46クラブの皆さんが賛同してくれたことをうれしく思うし、感謝したい」と話した。「自身も広島でユニホームを着させてもらって、プレーさせてもらっている以上、自覚を持って広島から世界に平和を発信していけるよう頑張っていきたい」とも。

 今月6日には、広島ドラゴンフライズが各クラブの動画を1本にまとめ、ユーチューブで公開した。島田慎二チェアマンのメッセージから始まり、各クラブをリレー形式でつなぐ。映像時間は約11分。

 広島ドラゴンフライズは2018年、平和活動に特化した「ピースプロジェクト」をおりづるタワーで立ち上げた。ホームゲームにおいて、最もフェアで誠実なプレーをした選手を表彰する「おりづる賞」設立や、試合開始前に両チーム代表による「おりづる交換」を実施し、毎試合前に平和への思いをはせる機会を創出している。「#おりづるリレー」も広島ドラゴンフライズのSDGs活動として、B.LEAGUEの社会貢献活動「B.HOPE」と連携して行った。

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