広島・JR西条駅2階に開設する「東広島観光案内所」で11月6日、シャープのモバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を使った観光案内サービスが始まった。
東広島市が実施するIoT活用による産業振興施策の一環で、コミュニケーションロボットを観光振興施策に生かそうと、近年増加している外国人観光客に向けて多言語で東広島市の観光を案内。同市内の周遊促進を目指しロボット観光ガイドを導入する。
ロボットはシャープ広島事業所(東広島市八本松飯田2)で開発されたロボホンが選ばれた。ロボホンは、観光情報や東広島をPRする動画配信、特産品やグルメを対話形式で案内するほか、接続するタブレット端末で写真や動画を使い旅のイメージを伝える。言語は日本語、英語、中国語(簡体)に対応し、話し掛けられたあいさつに合わせて言語が自動で切り替わる。
観光案内所の営業時間は9時~18時。設置台数は1台。