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呉の中学校でセレクト型マーケット 取り壊し決まった校舎にOB・OG集う

1963(昭和38)年に竣工し、54年にわたり生徒が学んできた呉市立片山中学校

1963(昭和38)年に竣工し、54年にわたり生徒が学んできた呉市立片山中学校

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 老朽化により今年9月に取り壊し予定の呉市立片山中学校(呉市)円形校舎内で7月16日、セレクト型のマーケットイベント「あさまち」が開かれる。

体育館の天井もユニークな校舎

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 同イベントはこれまで呉市中心部の中通り商店街をメイン会場に開いてきたが、今回は在校生や卒業生、近隣住民らが集い、校舎との別れを惜しむための特別編「さよなら、円形校舎。」と題して開く。

 今回の「あさまち」には同校OBやOGが出店者として参加し、10店舗が営業を予定。あさまちを手掛けるローカルズオンリー(呉市)の下野隆司社長も同校OBの一人で、円形校舎内のマルシェをプロデュースする。

 このほか、校舎内では同校生徒による円形校舎スケッチ展や校舎の歴史パネル展を企画し、円形校舎4階の体育館では戦時中の広島や呉を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」特別上映会も行う。同校は作品のロケ地になったエリアにあり、地元住民からも上映会の要請があったという。定員300人。

 開催時間は9時~14時。雨天決行。映画の上映は9時30分から。鑑賞券は、前売り=大人1,000円(当日1,200円)、3歳~高校生=800円(同1,000円)。当日は校庭を駐車場として開放する。問い合わせは同イベントのコーディネートを務めたNPO法人「呉サポートセンターくれシェンド」(TEL 080-3983-4809)小野さんまで。

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