広島本通り商店街の商業ビル「本通りヒルズ」(広島市中区本通)前に6月15日、元広島東洋カープの黒田博樹投手メモリアルプレートが設置された。
メモリアルプレートは昨年秋に開いたカープの松田元オーナーと本通り商店街スタッフによる座談会がきっかけとなり、誕生したという。
製作は三原石材(廿日市市宮内)が手掛け、高級石材「ニューインペリアルレッド」を使った。完成したメモリアルプレート(高さ1メートル35センチ、重さ1.5トン)には、昨年のカープリーグ優勝時に黒田投手が現役最後の登板となったクライマックスシリーズ第3戦(2016年10月14日)で実際に使われたピッチャープレートに黒田投手のサインを添え、本人の手形と現役時代の背番号15の数字を記した。
設置翌日もプレート周辺にはスマートフォンを手に撮影するファンの姿が目立ち、黒田投手の手形に自身の手を重ねる人の姿も。商店街では警備員を配備して対応している。