広島駅南口地下広場に1月30日・31日、「巨大クロネコ」が出現した。
「巨大クロネコ」は、ヤマト運輸(東京都中央区)が新サービス「宅急便コンパクト」の認知向上を目的に企画したキャンペーンの一環。昨年9月から全国9都市を巡回しており、広島は10都市目の最終開催地となる。
同社では事前に開催する都市までしか明かしておらず、会場に高さ2メートル、全長6メートル(尻尾含む)の立体的な黒猫が現れると周囲には記念撮影する人だかりができた。テレビCMに出演する黒猫をモチーフにした「巨大クロネコ」は毛並みや鼻など、細部まで作り込んだという。
当日はサンプリングも行い、Tシャツやガムテープなどのオリジナルグッズを2日間で2000人に進呈した。「巨大クロネコ」の鼻を押すと鳴き声とともに口から宅急便コンパクト専用ボックスが出てくる仕組みで、ボックスの中にランダムで1種類のグッズを入れた。このほか、黒猫モチーフのオリジナルグッズ約100種類を梱包(こんぽう)して展示するギャラリーコーナーも設け、さまざまな用途に利用できる点をPRした。