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広島・基町の高層アパートそばで写真展 戦後から80年代までを振り返る

買い物帰りに立ち寄り、写真を見学する周辺住民の姿もある

買い物帰りに立ち寄り、写真を見学する周辺住民の姿もある

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 広島・基町の高層アパート近くにある基町中央商店会(広島市中区基町)で8月1日、「基町、昔の写真展」が始まった。

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 基町の住まいや暮らしの様子が分かる家族写真や学校行事の記念写真などを集めた同展。広島市立大学と広島市中区役所でつくる「基町プロジェクト」が企画した。これまでの基町を振り返り、未来の展望を考えることを目的に開いた。

 会場は飲食店や小売店などが入る商店会の空きスペースを使う。チラシを作り、写真提供を住民に呼び掛け、15人から寄せられた写真約1000枚のうち70枚ほどをテーマ別に展示する。1951(昭和26)年~1980年代の写真が中心という。

 会場内には街の変化が分かるよう、年代別に3枚の地図も一緒に並べるほか、写真の撮影場所を記したマップも用意し、周辺の散策ができるよう会場で配布する。

 「若い人を巻き込みながら、全員に当事者意識を持って取り組んでもらいたい」とプロジェクトスタッフの新澤望さん。「プロジェクトに関わる人数を増やして、連携を図りながら活性化の輪を広げたい」とも。

 基町ショッピングセンター屋上では8月5日・6日、広島市立大学と広島修道大学の学生が企画運営する「もとまちカフェ」で冷たい飲み物やかき氷を各日300食準備し、来場者に無料で提供する。

 写真展の開催時間は11時~17時。入場無料。今月14日まで。問い合わせは広島市中区地域起こし推進課(TEL 082-504-2546)まで。

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