広島・東京を拠点とする制作会社「デジタライズ」(広島市西区西観音町)は10月1日、自社開発のウェブ広告マッチングサイト「Pitta!(ピッタ)」をグランドオープンした。
同サイトは、効果的なプロモーションを安価で行いたいサイト運営者と、空きスペースを有効に活用したい広告主の要望のマッチングを狙ったもの。サイト運営者は、個人ブログから大手ポータルサイト、広告主=中小企業、代理店などをターゲットに据え、同社は「ピッタ」運営を通じて広告掲載手数料で収益を得る。
システムは、あらかじめ同サイトへ登録されているサイト・ブログを、地域・カテゴリー・タグなどから検索、広告掲載依頼を申し込みフォームから送り、承認されれば掲載がスタートする仕組み。グランドオープンでは、広告枠の検索機能(会員登録をしていないユーザーでも閲覧可能)が公開され、広告枠のオンライン売買などすべてのサービスが利用可能となった。
10月1日現在、サイト運営者、広告主合わせて600人以上ユーザー登録がある(同社)という。広告枠は、個人ブログ(1日=50円~)など安価なものからニュースコミュニティーサイト「AFPBB News」(AFP通信とクリエイティヴ・リンク運営、1日=17,000円~)まで大手の登録もある。
同社関係者は「多くの方がウェブ広告を利用しやすくなるようなサービスを目指す」(同社)と話している。広告掲載、広告枠の提供には事前の会員登録が必要。