ポジティブチューニング（広島市中区中町）は7月7日、日本酒をメーンとする新業態店「相さん家」（中区胡町、TEL 082-246-4664）をオープンした。

　店長を務めるのは社内外で「広島酒番長」と呼ばれる相原真二さん。広島県を中心に日本酒の蔵元を訪ね歩き、店内には約30種類の日本酒を常備する。「蔵元さんの思いを一般の方に伝えていければ」と相原店長。

　店舗面積は約28坪。カウンター＝10席、テーブル数＝7席（34席）の全44席で奥の席には囲炉裏を設けた。「家のような雰囲気」に仕上げ、座席の一部には「どうしても入れたかった」（相原店長）という畳が取り入れられている。

　メニューは、刺身盛り合わせ（1,554円）、赤鶏のバンバンジー風サラダ（630円）、真イカの一夜干し（1,609円）、野菜・魚介・肉の3種類から選べる酒蒸し（819円～）、串（1本、200円～）など約60種類をそろえるほか、常時「おすすめメニュー」を用意する。

　ドリンクは、生ビール（大＝630円、中＝525円）、カクテル・果実酒（各525円）、日本酒＝「天宝一」（473円）、「宝剣」（525円）ほか。それぞれの日本酒には「燃える魂で酒を醸しだす村上社長！」など相原店長のオリジナルメッセージ（解説）が記されたネームカード約30種類を添え、自由に持ち帰ることができる。

　ターゲットは特に想定しておらず、「幅広い年代の方に利用してもらえれば」と話す相原店長は「若い人にとって日本酒の入口となるようなお店になれば」とも。客単価は3,400円～3,500円。月間600万円の売り上げを見込む。営業時間は18時～翌3時。不定休。

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