熊本から毎朝直送した馬肉を提供する馬刺し専門店「馬一 袋町店」(広島市中区袋町、TEL 082-247-3588)が1月18日、昨年12月に閉館した「袋町芸術館」跡にオープンした。
同店は、2009年12月に出店した「馬一 五日市店」(佐伯区五日市2)に次ぐ2号店。鮮度の高さが売りという馬肉は、提携するJ・S・ファーム(熊本県下益城郡)から毎朝直送される。店舗面積は約20坪。店内は、周辺の飲食店と価格帯を合わせようと居酒屋をイメージ。アイボリーの壁面には「馬」の字を大きくあしらった。
席数は、昼=23席、夜=30席。少人数での利用に対応できるよう、昼はカウンター席を中心に用意するが、夜は団体客向けのテーブル席にレイアウトを変更する。ランチタイムは、赤身・タテガミ・フタエゴの馬刺し3種盛にご飯、九州の郷土料理「だご汁」をセットにした刺し身定食(980円)、コロッケやサイコロステーキをセットにした「馬一定食」(1,000円)、漬け丼(680円)、馬トロ丼(980円)、ユッケ丼(880円)などをそろえる。
夜は、生レバー、生タン(以上1,500円)、赤身(1,000円)、霜降(1,200円~)などの馬刺しを中心に、スジ煮(580円)、ホルモンみそ煮(680円)、ギョーザ(580円)ほか、一品料理や丼など。このほか、フタエゴ(50グラム、680円)や一口ステーキ(980円)など、テーブルで焼いて食べることができる「石焼セット」(500円)も用意する。
「馬刺しの先入観を変えたい。もっと広めたい」(入川新一店長)と市内中心部に出店した同店。現在までの利用客は、「ビジネスマンやヘルシー志向の女性が多い」と入川さん。反響を見ながら、接待利用ができる個室を備えた店舗の出店も予定する。
営業時間は11時30分~14時、17時~24時。月曜の夜定休。