「広島を盛り上げよう」と広島市内在住の女性で結成されたガールズユニット「MMJ(もみじまんじゅう)」は現在、CDデビューに向けツイッターを使ったプロモーション活動を展開している。
MMJは、広島銘菓「もみじまんじゅう」のように「広く愛される存在を目指そう」と今年2月に広島のアーティスト養成スクールに通っていた5人のメンバーを中心に結成。友人や知り合いにも声をかけ、現在は社会人や学生など20歳以上の女性16人で活動する。
メンバーは、AKB48の曲に合わせてダンスを披露。参加者の中には、ダンス未経験者も多かったが、練習を繰り返し、5月にはフラワーフェスティバルのすみれステージで初舞台を踏んだ。少しずつユニット名が浸透していくと、クラブイベントやラジオ番組へ出演する機会が増え、ファンも付いてきた。
MMJの活動は、ラジオ番組への出演をきっかけに変化していく。パーソナリティーのくらはしけんじさんによるプロデュースが決定し、「フラワーフェスティバルへの参加で終わるつもりだった」ユニット活動は逆に本格化。ラジオ番組へのレギュラー出演も果たし、番組内ではCDデビューをかけた、「ツイッター1万人フォロー企画」がスタートした。
企画の内容は、メンバー全員が8月に取得したツイッターのアカウントを使い、10月末までにフォロワーを1万人に増やさなければ、オリジナル曲でのCDデビューは中止するというもの。ユーストリームで約1時間の生放送番組「MMJchannel」の配信やテレビ番組への出演もあって、10月8日現在で、フォロワー数は8,000人を突破したという。
デビュー曲は、20代の女性の目線で描いた「恋愛アジェンダ」。作詞作曲はくらはしさんが手がける。現在、イベントへの出演や関わるスタッフはすべてボランティアで行っているMMJ。「地方アイドルブームに食い込んでいけたら」とくらはしさん。「牛田ほおずき祭り」「猿猴川かっぱ祭り」などローカルな祭りにも参加する「気軽なアイドル」たちに次々と課題を与えていく。