グラタンの老舗「リゾート」の味を引き継いだ「モナコ」(広島市中区本通3、TEL 082-244-0444)が5月11日、本通り商店街にオープンした。
「サラダ&グラタン リゾート」は、33年前に袋町にオープンした、グラタンがメーンの老舗。昨年8月にテナントの契約終了で閉店した。店名をナンバー1メニュードリアの「モナコ」に変え、運営する同店では、初代店長の沼口正さんが店をプロデュースする。
広島一の繁華街・本通りに面した店内の店舗面積は約24坪。分煙を取り入れ、48席のうち16席で喫煙可能。シンプルな店内だが、「内装よりも商品価格にこだわった」と伊吹保彦店長。小麦や乳製品が高騰する中、できるだけ価格を抑えたという。
メーンメニューは、トマトライスとキチンのドリア「モナコ」(680円)、バターライスとえびのドリア「オスカ」(680円)、カレー味のライスとあさりのドリア「アンドレ」(730円)、ハムとマッシュルームのドリア「ベルサイユ」(730円)、トマトライスとチキンのドリア「チキンスカロップ」(840円)ほか。平日のみのランチセットも。
客単価は700円前後で、コアターゲット層は20~40代の女性。初代の味を知っている人が家族連れで訪れることもあるという。
本通りに店を構えた理由について、「リゾートが袋町にあったので市内中心部に1店舗目を出したかった」と伊吹店長。リゾートと変わらぬ厨房スタッフで、33年前の味を完全復活させる。
営業時間は11時30分~21時。