インダストリアルデザイナー・柳宗理さんの個展「柳宗理 手から生まれるかたち」が4月26日より、広島市現代美術館(広島市南区比治山公園、TEL 082-264-1121)で始まった。
デザインをするうえで模型作りからスタートすることで知られる柳さん。代表的なデザインである「バタフライスツール」「エレファント・スツール」をはじめ、余計な装飾要素を省いたシンプルなフォルムに機能が備わった製品は多くの人に支持されてきた。
同展の作品点数は家具、キッチンツール、公共物など約300点以上。これまで柳さんが手がけてきた製品を展示・販売するほか、デザインに至るプロセスも試作品、模型などで紹介する。
会期中、関連企画としてワークショップを平日・週末に開催。grafの松井貴さん(5月31日)、Bluemarkの菊地敦己さん(6月7日)、小岩里佳さんと三原寛子さんによる料理ユニット「南風食堂」(6月14日)らのゲストクリエーターを講師に招く。
開館時間は10時~17時(入場は閉場の30分前まで)。月曜定休。6月15日まで。