クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(東京都渋谷区)が2月12日、広島県内の大型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク アルパーク」(広島市西区草津新町2)と「ゆめタウン廿日市」(廿日市市)の2店舗を閉店すると発表した。
広島アルパーク店は2014年4月、アルパーク東棟のリニューアルに合わせて県内初出店した。中国地方の旗艦店として位置付け、2015年6月には大型ショッピングセンター「ゆめタウン廿日市」に県内2店舗目を展開していた。
同社によると、日本1号店として2006年12月にオープンした「新宿サザンテラス店」が今年10周年を迎えるにあたり、事業基盤の見直しと強化を図ろうと閉店を決めたという。これまで、店舗を構えていない地域へ積極的に出店することで成長を維持してきたが、今後は主に三大都市圏に経営資源を集中し、日本市場で長期的に事業展開していく方針。
広島地域については、「なるべく早い段階でまた出店できるよう努力していく」という。両店の閉店により、中国地方ではアリオ倉敷店(岡山県倉敷市)1店舗のみとなる。
営業時間は、広島アルパーク店=10時~21時、ゆめタウン廿日市店=9時~21時。今月21日まで。