広島に加熱式たばこ製品「アイコス」旗艦店 中国地方初、全国6店舗目

オープニングセレモニーには、同社のポール・ライリー社長ら(写真左から2人目)が参加した

オープニングセレモニーには、同社のポール・ライリー社長ら(写真左から2人目)が参加した

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 フィリップ モリス ジャパン(東京都千代田区)は1月27日、広島・本通り商店街に加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」の中国地方初の旗艦店「iQOSストア 広島」(広島市中区本通、TEL 082-541-5808)をオープンした。広島への出店は全国で6店舗目。

試煙や販売、修理を行う2階フロア

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 同製品はタバコの葉を加熱することで発生する蒸気を成人喫煙者が楽しむもの。葉を燃焼する従来の紙巻きたばこや電子たばこと異なり、火を使わないため煙や灰が出ず、たばこ特有のにおいが少ない特徴を持つ。

 利用するには、充電器など一式がセットになった「iQOS キット」(9,980円)が必要。セットに含まれる専用ポケットチャージャーで「iQOSホルダー」を5分ほど充電し、タバコ葉を詰めた長さ45ミリの「ヒートスティック」(20本入り、460円)を同ホルダーに差し込むと加熱され蒸気が発生する。加熱による温度調整は同ホルダーに内蔵するマイクロチップで行う。

 フロア構成は1階=受付、2階=試煙や販売、修理を行うラウンジ。店舗面積は各フロア約9坪。ラウンジにはカウンター4席を設け、来店客にドリンクや軽食の提供サービスを行うほか、3Dヘッドアップディスプレー「オキュラスリフト」とヘッドホンを装着してバーチャルリアリティー体験も楽しめる。映像は製品紹介を含む2種類を用意した。上映時間はそれぞれ約3分。

 広島への出店について、「人通りが多い立地の良さから、重要な広告塔と位置付けている」と同社広報担当者。明確なターゲット層は設けず、製品への理解を深める場として来店者の体験を重視する。同社では今後、全国の主要都市への出店も検討しているという。

 営業時間は10時~20時。

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