広島駅前南口Cブロック市街地再開発組合と森ビル都市企画(東京都港区)を中心に企業10社から成る事業パートナー「ABILITY10(アビリティ・テン)」は4月14日、広島駅前南口Cブロック第一種市街地再開発事業の建築工事着手に伴う記者会見を開いた。
広島駅前南口Cブロック第一種市街地再開発事業は延べ床面積約10万平方メートルに地下1階~地上11階建ての商業棟と地上46階建ての住宅棟を有する大型複合施設。住宅棟は14~46階は制振構造を採用した高さ167メートルの超高層分譲タワーマンション「グランクロスタワー広島」、5~13階は賃貸住宅で構成する。グランクロスタワー広島の分譲戸数は全368戸。43タイプ、124種類をそろえ、幅広いライフスタイルやニーズに応える。
商業棟には1~3階に大型家電量販店「エディオン」、9~11階フロアには中四国初のスパ&フィットネス「ゼクシス」が出店する。このほか専門店や飲食店、医療施設などのテナントは商業棟1~3階、住宅棟1~4階に出店を予定。愛友市場に構えていた店舗は60店が出店を希望しており、今後調整するという。
JR広島駅南口周辺ではBブロックに竣工を予定する超高層の免震タワーマンション「シティタワー広島」と合わせて800戸を超える分譲マンションを供給する。
2016年12月竣工予定。