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広島が舞台のアニメ映画「この世界の片隅に」 監督補の手描きロケ地マップ登場

マップには、「絵地図ですので縮尺、軒数など正確ではありません」との注釈も

マップには、「絵地図ですので縮尺、軒数など正確ではありません」との注釈も

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 広島市観光案内所(中区中島町)などで12月26日、アニメ映画「この世界の片隅に」のロケ地マップ配布が始まった。

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 広島・呉を舞台にした同作のロケ地マップは、製作委員会が映画PRを目的に今年3月に制作。広島と呉で約1万部の配布を始めたが、映画が公開された11月以降も問い合わせが相次ぎ、在庫が少なくなったことから広島フィルム・コミッション(中島町)と呉地域フィルムコミッション(呉市中央4)が内容を刷新し、共同で制作した。

 マップは片渕須直監督による監修のもと、監督補の浦谷千恵さんが手描きで仕上げた。サイズはA3二つ折りでマップには主人公の女性すずのイラストも登場する。片渕監督がたびたびロケ地を訪れ、調査を重ねた当時の呉と広島の街並みは両面に描いた。

 「映画をご覧になった方にロケ地を身近に感じていただくとともに、お越しくださる方に広島・呉を楽しんでいただきたい」と広島フィルム・コミッションの西崎さん。「作品の世界観にたっぷりと浸っていただきたい」とも。

 配布場所はレストハウスほか、紙屋町シャレオ、JR広島駅南口、JR広島駅新幹線口の観光案内所とくれ観光情報プラザ、ヤマトギャラリー零、大和ミュージアムなど。発行部数は3万部。

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