広島・横川のハンバーガー店が一時閉店-店舗縮小し今夏再開へ

緑色の屋根が特徴的な「ゴッドバーガー」外観

緑色の屋根が特徴的な「ゴッドバーガー」外観

  • 0

  •  

 パティとバンズにこだわる広島の手作りハンバーガーショップ「ゴッドバーガー」(広島市西区横川町、TEL 082-232-2608)が1月31日でいったん営業を休止する。

イートインも可能なゴッドバーガー店内

[広告]

 横川駅近くの横川商店街入口に店を構える同店は1976(昭和51)年に創業。定番のハンバーガーや照り焼きバーガー「スイート」に加え、お好み焼きをイメージしたハンバーガー「エッグ」、食感を楽しめるもち入りハンバーガー「もち」、パイナップル入りの「ハワイアン」などのオリジナルメニューを提供している。

 オーナーの神川一正さん(58)は、大学卒業後に大手ハンバーガーチェーン店に入社。実家がパン店だったことから「パンを使える店で勉強しよう」と独立を目的に約1年間「必死で働き」、2年後に同店をオープンした。当時は、ハンバーガーやフィッシュバーガー、チーズバーガーなどメニューは少なかったが、少しずつ「大手チェーン店にはないものを提供しよう」とオリジナルメニューを考案。現在では18種類のハンバーガーとホットドックを扱っている。パティも冷凍ではなく、手作りを使用することで、ハンバーガーの大きさを「レギュラー」「ダブル」「ジャンボ」から選べるように夫した。

 オーダーから提供までの待ち時間は15~20分。パティの肉汁が出ないように焼くため、「早く出したい気持ちはあるが時間が掛かってしまう」と神川さん。販売は「売り切ることを目標」に行い、平日=80個、土曜=160個、日曜=180個を用意。売り切れ次第終了となるが、閉店時間ごろに売り切れることが多いという。

 営業休止は、ガスや水道のインフラの老朽化によるもので、建物も改築するため約半年後のオープンを予定。同店はこれまで、神川さん夫妻と長男・長女・二女で家族経営を行ってきたが、移転後は夫婦2人での運営がメーンとなるため店の規模を縮小。場所も現在の店舗の隣に移り、店舗面積は約10坪、席数は8席で営業する。店舗面積、席数ともに現在の半分以下になるためテークアウトでの利用をメーンに見込む。現在の店舗面積は約25坪、席数は約20席。

 移転後のオープンは7月ごろを予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース