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JR西広島駅前の「ひろでん会館」が閉館 老朽化でビル解体へ

1964(昭和39)年にオープンした「ひろでん会館」外観

1964(昭和39)年にオープンした「ひろでん会館」外観

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 JR西広島駅前の広電「西広島駅」に隣接する「ひろでん会館」(広島市西区己斐本町)が3月31日、老朽化のため閉館する。

ドーナツ店やスーパーが入居するビル1階

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 同館は広電興産が1964(昭和39)年、広電宮島線「西広島駅」(当時は「己斐駅」)のターミナルデパートとしてオープン。現在は広島電鉄がビルを所有し、広電ストアに賃貸しており、広電ストアが運営するスーパーマーケット「マダムジョイ己斐店」が核テナントとして入居する。

 閉館は2017年2月に広島市が公表した耐震性能で、震度7以上の地震で倒壊の恐れが高いとの判定結果を受けて決定した。マダムジョイやミスタードーナツなど、入居テナントも同日に営業を終え、会館内の定期券販売口は今月5日、広電「西広島駅」1番・2番ホーム上に移転した。

 跡地の活用について同社では、「公共交通事業者として交通の結節点であることも踏まえ、行政の方針にも協力しながら進めていくべきと考えている」とコメントしている。

 建物は今年5月、解体に着手予定。

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