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広島で「水陸両用バス」運行の社会実験 マリーナホッププロパティが計画

東京や大阪、長崎ハウステンボス、島原などですでに運行されている水陸両用バス

東京や大阪、長崎ハウステンボス、島原などですでに運行されている水陸両用バス

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 広島マリーナホップ(広島市西区観音新町4)で4月15日、水陸両用バス運行の社会実験を行った。

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 水辺の環境を生かした水陸両用バスが広島市内で運行されるのは今回が初めて。海に近く、川の多い広島で観光への新しいアプローチになることに期待し、同商業施設を経営するマリーナホッププロパティが計画。入水(にゅうすい)の際に必須となる水陸間のスロープ設備を市内で唯一、完備している隣接施設「観音マリーナ」の協力を得られたことで社会実験が実現した。

 車両はジャパンダック(大阪市都島区)がハウステンボスで運行しているものと同じタイプを使い、一般向けに全5便(各便、定員20人)を運行した。反響について、同社広報担当者は「一般向けに情報解禁すると同時に問い合わせが殺到した」と話す。チケット配布時刻の10時前から参加券を求める長い列ができ、15分後には用意した100人分のチケットを配り終えた。

 乗車後に実施したアンケートでは、「楽しかった」「心地よかった」など、好意的な意見が多く、運行開始に対する問い合わせもあったという。同社では今後、運行に向けての協議を進める。

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