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広島駅前南口の再開発ビルに「牛カツ」「肉カフェ」 ゴリップが同時出店

ソファやテーブル席を用意する「ニックストック」店内

ソファやテーブル席を用意する「ニックストック」店内

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 飲食店経営や店舗プロデュースを手掛けるゴリップ(京都市下京区)が2月10日、広島駅南口のCブロック再開発ビル「エキシティ・ヒロシマ」(広島市南区松原町)に牛カツ専門店「京都勝牛」(TEL 082-264-7974)、肉カフェ「ニックストック」(TEL 082-264-7039)をオープンした。

総重量1キロの肉盛り合わせ

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 いずれも中四国エリア初出店で「エキシティ・ヒロシマ」内の一区画を借り、肉にこだわる2店舗を同時出店した。店舗面積と席数は京都勝牛=40坪・38席、ニックストック=40坪・61席。ニックストックは夏季限定でテラス18席を増設する。

 「京都勝牛」は「京の割烹」をコンセプトにした「和の牛カツ」を提案する専門店。木目を基調にした店内にはカウンターとテーブルを配し、ちょうちんをディスプレーする。

 主力メニューの牛カツは肩ロースの希少部位「ハネシタ」を使い、60秒で揚げる。8ミリ幅にカットして提供し、断面からはサクサクとした衣とミディアムレアの牛肉がのぞく。このほか、しょうゆベースの甘辛タレに揚げたての牛カツを浸した「元祖牛たれカツ丼」や「牛カツ鍋焼きカレーうどん」などのメニューもそろえる。客単価は1,400円~(ランチタイムは880円)。京都に構える店舗では1日7~8割をインバウンドが占めるという。

 「肉がうまいカフェ」をコンセプトに掲げる「ニックストック」はモーニングやランチ、カフェ、ディナーごとに異なるメニューを提供する。看板メニューは「ホットドッグ」「ステーキ」「ハンバーグ」「パンケーキ」の4品で、ホットドッグは鹿児島県産のブランド豚「茶美豚」で作ったオリジナルの「極太」ソーセージが特徴。ハンバーグには熟成牛を使い、グルメ―バーガーも提供する。

 モーニングはドリンク料金に100円~250円プラスすると、フレンチトーストや熟成牛のハンバーグで仕上げるグルメバーガー、「極太ホットドッグ」などのメニューを通常の単品料金よりも割安で注文できる「選べるモーニングセット」を提供する。

 ランチは1日20食限定のサーロインステーキや熟成肉ハンバーグ、焼きチーズカレーなどを用意する。すべてのメニューにライスとサラダを付け、子ども用の「お子さまランチ」もそろえる。パンケーキは注文後から焼き上げ、ふわふわとした食感が特徴的という。ディナーには総重量1キロの肉盛り合わせのほか、2,500円からコースを用意する。ソファ席やテーブル席を配し、客単価はモーニング=500円、ランチ=1,200円、ディナー=2,200円。

 同社の勝山昭社長は「広島は関西エリアについで肉の消費が多いと聞く。駅前再開発に合わせた出店で広島の外食文化に寄与したい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~23時。

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