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オール広島ロケ映画「モヒカン故郷に帰る」 舞台あいさつに松田龍平さん、前田敦子さん

八丁座でオール広島ロケ映画「モヒカン故郷に帰る」舞台あいさつ

八丁座でオール広島ロケ映画「モヒカン故郷に帰る」舞台あいさつ

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 広島の映画館「八丁座」(広島市中区胡町)で3月6日、オール広島ロケ映画「モヒカン故郷に帰る」の舞台あいさつと記者会見が行われた。

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 同作は、プロのバンドマンを夢見て上京したモヒカン頭の主人公・田村永吉(松田龍平さん)が妊娠した恋人(前田敦子さん)と結婚報告のため7年ぶりに帰郷するが、頑固おやじ・治(柄本明さん)のガンが発覚。どうするのか家族がぶつかり、笑い合いながら離れていた距離を埋めようと奮闘する姿を描く。撮影は主に瀬戸内海の下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島で行い、劇中で四島は架空の島「戸鼻島(とびしま)」として登場する。

 上映前に開いた舞台あいさつには主演の松田龍平さん、前田敦子さん、沖田修一監督が登壇。劇中で治が顧問を務める吹奏楽部の中学生役で出演した仁方中学校(呉市)吹奏楽部の生徒6人から花束贈呈も。沖田監督は、「撮影をしたのが1年ほど前、無事にこうして映画が完成してみなさんの前で上映できることがうれしい」と笑顔を見せた。

 前田さんは撮影中、島民がかんきつを差し入れてくれたエピソードを披露。「特に『はるか』がお気に入り」と顔をほころばせた。松田さんは休みを利用して街へ繰り出し、聞き耳を立てて広島弁を聞いたと明かし、「ゆるい喋(しゃべ)り方でゆっくり語尾が伸びている感じ。やさしいなと思った」と印象を語った。「広島の方だからこそより楽しめる要素が本当にたくさん詰め込まれているので余計に楽しんで」とも。

 同作は3月26日から広島で先行公開。4月9日より全国ロードショー。

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