自分の顔が「カープ坊や」になる?-オリジナル似顔絵年賀状を商品化

自分の顔を「カープ坊や」にする年賀状サンプル

自分の顔を「カープ坊や」にする年賀状サンプル

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 神楽やカープグッズの制作販売を行うスペースエイジ(広島市中区富士見町、TEL 082-555-1811)は現在、広島東洋カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」の制作者によるオリジナルの似顔絵を使った年賀状の注文を受け付けている。

似顔絵のデザインはさまざま

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 カープのユニホームと帽子を着用した、緑色の髪と丸い目が特徴的な「カープ坊や」は、同球団が初優勝した1975(昭和45)年に登場したマスコットキャラクター。現在、プロ野球球団で使用されているキャラクターとしては最も古いという。これまで、選手をモチーフにした「選手坊や」や乳幼児向けのブランド「taitai」、広島の音楽イベントとのコラボ、チャリティーストラップなどさまざまなアイテムで登場している。

 自分の顔の似顔絵をカープ坊や原作者、ガリバー岡崎こと岡崎福雄さんによって描かれるオリジナルの「My坊や」は今年4月から提供開始。「昨年、岡崎さんと仕事を通して知り合ったことがきっかけ」と同社の吉岡憲治社長。「自分の顔がカープ坊やになったら面白いのでは」というアイデアから誕生した。球団公認のオリジナル坊やに、「現実的にできるとは思わなかった」とも。

 似顔絵の制作(5,000円~)はデザインに応じて異なり、似顔絵をプリントする商品はTシャツ(3,500円)やマグカップ(2,500円)、ジッポー(9,500円)、エプロン(2,300円)など9点を用意。注文はホームページで受け付ける。

 シーズン中には、商業施設内のイベント出店も行い、ターゲット層とするカープファンから好評だったという。お年玉付郵便はがき(50枚セット7,600円~)に似顔絵を印刷する年賀状は、リピーターからの注文が多い。

 今後の展開について、吉岡社長は「(あまりプロモーションを行わなかった)今年1年は準備段階」としたうえで、「来年は軌道に乗せていきたい」と意欲をみせる。

 注文受け付けは12月12日まで。

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