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広島の映画館「サロンシネマ」が座席シートリニューアル マルニ木工が製作

同社スタッフが「いつもどこにもない席を選んできた」という座席シート

同社スタッフが「いつもどこにもない席を選んできた」という座席シート

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 映画興行会社「序破急」(広島市中区胡町)が2月20日、広島の映画館「サロンシネマ」(八丁堀)内にある上映館「サロンシネマ2」の座席シートをリニューアルした。

劇場内の様子

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 同館ではこれまで、2013年12月に閉館した映画館「シネツイン新天地」のフランス・キネット社製シートを移設して活用してきたが、「より快適に鑑賞いただきたい」と今月12日から約1週間を掛けて新座席に入れ替え、席数は91席から76席に変更した(うち1席は身体障がい者用席)。

 座席は家具製造会社「マルニ木工」(佐伯区湯来町)によるオリジナル製作で、同社が運営する映画館「八丁座」(胡町)に導入するシートを改良したもの。飲み物などを置くテーブルは「シネツイン新天地」の座席のなごりから、正面ではなくサイドに据える形のまま生かし、手すり幅を広げた。座席シートの色は赤から深みのあるブルーに変え、シートの色に合わせて壁の下側も黒に張り替えている。

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