広島にスープカレー専門店-朝鮮人参など20種類のスパイスを調合

写真=キッチンで調理する店長の門河晋治さん

写真=キッチンで調理する店長の門河晋治さん

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 マンションが立ち並ぶRCC文化センターそばに8月5日、スープカレー店「のぶ象」(広島市中区橋本町6、TEL 082-222-1286)がオープンした。

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 通りに面した開放的な窓が特徴的な同店。店舗デザインや店内の内装、ライトなどのインテリアやカトラリーは、「最も長く店にいる自分が居心地のよい空間をつくりたい」と全て店長の門河晋治さんが選んだ。アンティークのドアノブやトイレの電球を飾るシャンデリアなど細部にこだわりも。店舗面積は約15坪、席数はカウンター=8席、テーブル=14席の計22席。

 メニューは、チキン・ポーク・野菜と3種類から選ぶ「本日のスープカレー」(1,000円)。スープカレーは、朝鮮人参など20種類のスパイスを調合した。ライスには干し麦を混ぜたものを使用する。ランチタイムには、スープカレーにミニサイズの自家製ヨーグルトLG21とコンペイトー、オレンジジュースやアイスコーヒーなど1ドリンクが付く。

 アルコールも用意し、スパイスに合う白ワイン、インドの「スーラセッコ」(グラス700円)やイギリスの甘めのビール「バスペールエール」(630円)など。メニューに載っていないワインもあり、仏アルザス地方の酸味の強いワインは、カレーと合わせるとパイナップルの味がするという。

 ターゲットには20~50代の女性を据える。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=約1,600円。

 広島には数軒しかないスープカレー店。開店以来、ライスの量が調整できることもあり、ランチタイムはビジネスマンやOLでにぎわう。「土地になじんだ店にしていきたい」と門河さんはマイペースで構える。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時30分~21時30分。

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