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広島の神社で日本酒イベント 地元7蔵が参加、日本酒で厄払い

酒蔵7蔵が参加する日本酒イベントを主催する「藤本屋」店主の藤本順子さん。手に持つ日本酒を含め、当日は14種類の酒がそろう

酒蔵7蔵が参加する日本酒イベントを主催する「藤本屋」店主の藤本順子さん。手に持つ日本酒を含め、当日は14種類の酒がそろう

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 広島の酒蔵7蔵が参加する日本酒イベント「広島酒呑詣(ひろしまさけのもうで)」が5月2日、広島市中区の空鞘稲生神社(そらさやいなおじんじゃ、広島市中区本川町3)で開催される。

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 イベントは、飲食店「藤本屋」(中区上八丁堀)店主で、利き酒師・日本酒学講師の藤本順子さんが企画した。藤本さんは2018(平成30)年から、毎年3月の花冷えの季節に、広島城を舞台に地酒と地元の食材を使った料理を楽しむイベント「広島燗酒(かんしゅ)フェスティバル」を開催してきたが、昨年から新型コロナウイルスの影響でイベントを中止している。

 今回は、「日本酒で楽しく元気な広島にしたい」(藤本さん)との願いを込め、お神酒と縁が深い神社で開催場所に選んだ。イベント規模を縮小し、フード販売は事前予約制にするなど、感染対策を行う。

 参加する蔵元は、「賀茂鶴酒造」「天宝一」「白牡丹」「福光酒造」「藤井酒造」「三宅本店」「山岡酒造」の7蔵。各蔵で2種類の酒を持ち寄り、1合(500円)または半合(400円)を販売する。このほか、事前予約制で、酒とつまみのセット(1,600円~3,700円)も用意する。境内は飲食禁止のため、首下げテーブルもセットにする。藤本さんは、テークアウトや隣接する空鞘公園、近隣のワンオーダーで持ち込み可能な飲食店での飲食を呼び掛ける。

 開催時間は11時30分~16時30分。問い合わせは、藤本屋(TEL 082-221-2618)まで。

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