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広島の商業施設「アルパーク」が大規模改装へ 2023年春に全面リニューアル

2021年末から順次リニューアルオープンを進める「アルパーク 東棟」。写真は2階アルパーク通り

2021年末から順次リニューアルオープンを進める「アルパーク 東棟」。写真は2階アルパーク通り

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 広島市西区の商業施設「アルパーク」(広島市西区草津新町2)が2023年春に全面リニューアルオープンする。

リニューアル後の「アルパーク 東棟」内観イメージ

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 事業主の大和ハウス工業によると、施設のオープンから30年が経過し、老朽化した設備や内装の更新を含む、大規模な改装を実施するという。

 アルパークは1990(平成2)年に三井不動産が流通団地である商工センター内のJR山陽本線「新井口駅」そばに開業した複合商業施設。2019(令和元)年5月に大和ハウス工業がアルパーク西棟、東棟を取得し、グループ会社の大和情報サービスが運営を開始した。

 核テナントは、天満屋(岡山市北区)が施設開業に合わせて西棟へ出店した「天満屋広島アルパーク店」だったが、2020年1月に売上低迷などの理由で閉店して以降、西棟は全面閉館となっている。リニューアル後は、生活雑貨やファッション、カフェ、フードコート、スーパーマーケットなど、約40店舗が開業を予定する。

 東棟は現在、134区画あるが既存店を含め、120区画に縮小する計画。東棟は、今年1月に衣料品店やスーパーなど、34店が契約期限を迎えるなどの理由で撤退しており、現在は衣料品店や飲食店、フィットネスクラブなど計69店が営業している。

 リニューアルのコンセプトには、「日常生活への密着」を掲げる。30~40代のファミリーをメインターゲットに据え、日常使いができる地域に根差した施設作りを目指す。改修等費用は約90億円。リニューアル後の年間売上高は約300億円、年間来場数は1200万人をそれぞれ目標にする。

 東棟は2021年末から順次リニューアルオープンを進め、西棟は2022年春にリニューアルする。全面リニューアルは2023年春の予定。

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