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広島でデジタル技術使った実証プロジェクト 道路施設の維持管理などの課題解決を目指す

広島での道路維持管理による法面崩落イメージ

広島での道路維持管理による法面崩落イメージ

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 広島県内で2月19日から、デジタル技術を活用して、道路施設の維持管理などの課題解決を目指す実証プロジェクトが始まった。

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 多くの自治体では、道路などの老朽化が進み、維持管理や更新費の増加、若手の担い手不足など、さまざまな課題が懸念されており、広島県では、デジタルトランスフォーメーションを推進する一環として、AI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術を活用して、課題解決を図るオープンな実証実験「ひろしまサンドボックス」に取り組んでいる。

 道路施設の課題にフォーカスした行政提案型の実証プロジェクトは県内外から募集し、今回8件のプロジェクトが決定した。プロジェクトの一例では、前兆現象などから崩落を予測しようと小型カメラやドローンなどを使い、取得した画像データのAI分析や、音の検出や樹木の傾きから予測するなど、さまざまなアプローチでチャレンジする。広島県では、2020(令和2)年度に掛けて、技術開発などに取り組み、県内や全国への展開を目指す。

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