広島現美「どこでも企画公募」入選者発表-3月から7企画開催

©吉松幸四郎「セブンイヤーズ・セブンアワーズ」

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 広島市現代美術館(広島市南区比治山公園、TEL 082-264-1121)が公募した「ゲンビどこでも企画」の入選作品が発表された。

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 同企画は、広島市現代美術館で「やってみたいこと」を募集したもので、アプローチ、プラザ、回廊、ミュージアムスタジオ、喫茶スペースなど(企画、常設展を除く)どの場所でも実施することができるもの。応募数は43件で、7件が入選、1件がコンセプト賞に選ばれた。

 寺本麻衣子さんは、ピンホールカメラで撮影した広島市内の古い共同住宅「アパートメント/京橋会館」や猫の目線の高さから捉えた写真「猫目線」などを階段・壁の隅などに展示(3月18日~23日)、吉松幸四郎さんは、2000年から7年かけて制作した映像(10作品、全7時間)をビデオコーナーで上映(同4日~23日)する。そのほか、広島市内のアーティストらが館内の至る個所でダンスを披露する(同9日)ほか、ペンキで着色されたダンボール製の「占い館」をエントランスに設置し来館者の手相を見るパフォーマンス(同16日)など、3月4日~3月23日の期間中、7企画が実施される。

 入選者と開催日程は以下の通り。「展示」=竹川佳子さん・中森詔子さん(4日~16日)、橋詰まきさん(20日~23日)、寺本麻衣子さん(18日~23日)、祐源紘史さん(4日~23日)、「パフォーマンス」=国吉晶子さん(16日)、玖島雅子さん(9日)、「映像上映」=吉松幸四郎さん(4日~23日)。日笠保さんの企画は展示しないが掲示などで紹介するという。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。

美術館の中の「どこでも」企画を公募-広島現美が新アプローチ(広島経済新聞)広島市現代美術館

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