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広島・府中町で大型マルシェ 子育て中の母親4人が企画

広島青少年文化センター本館前の駐車場スペースを使いブースを設置してマルシェを開いた

広島青少年文化センター本館前の駐車場スペースを使いブースを設置してマルシェを開いた

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 安芸郡府中町の広島青少年文化センター(府中町浜田3)で4月1日、「SPOT(スポット)府中町マルシェ」が開かれた。

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 府中町での大型マルシェ開催は今回が初めて。マツダ本社やイオンモール広島府中ソレイユなどが構える街だが大きなイベントはなく、祭りも昨年から開催数が減少傾向にあるという。緑が豊かで子育てがしやすい府中町を知ってもらい、もっと訪れてほしいとの思いから、子育て中の母親4人が実行委員会を立ち上げ、同イベントを企画。雑貨好きの4人は県内外で行われるマルシェにも勉強も兼ねて足を運び、マルシェ開催の夢を温めてきた。

 当日はセンター本館前の駐車場を会場に広島県内の43店が出展した。ジャンルを制限せず、実店舗を構えるクリエーターや作家だけでなく、子どもが通う幼稚園の母親同士が集まったグループや趣味でハンドメイド雑貨を作っている主婦、家族での出店者もあった。

 運営費は4人で持ち出し、出展料は気軽に参加してもらいたいとの思いから、1区画2,000円と料金を下げた。参加受付を締め切った後も参加したいとの申し出があったという。

 当日は晴天に恵まれ、桜も楽しめる場所だったことから「1000人以上が来場した」(同実行員会)という。買い物やグルメ、お茶を楽しむ来場者の姿が見られた。イベントを終え、実行委員会事務局長の野田雅子さんは「大盛況だった。次回開催を楽しみにしてくださっている声もあるので、今回見つかった課題をクリアしながら、パワーアップして継続開催を検討したい」と意欲を見せる。

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