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広島で「バーチャル菜園」 島根・弥栄地区への定住促進で企画、キャベツの種まき体験も

昨年冬にシェアオフィスで行った「しまね弥栄ナイトin広島」の様子

昨年冬にシェアオフィスで行った「しまね弥栄ナイトin広島」の様子

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 島根県浜田市の弥栄(やさか)地区への定住を促そうと3月17日、広島市中心部のレンタルオフィス「バニヤンツリー」(広島市中区八丁堀)で交流イベント「しまね弥栄バーチャル菜園in広島」が開催される。

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 同イベントは浜田市弥栄支所とふるさと島根定住財団が定住促進の一環として企画した。同支所では、弥栄地区へ足を運んでもらうきっかけを作ろうと2017年、中区千田町のシェアオフィスで「しまね弥栄ナイトin広島」を2度にわたって開いたが、再訪者がなかったことから今回、切り口を変えたイベントを試みたという。

 当日は主催者が準備したポットに参加者でキャベツの種まきを行う。ポットは弥栄地区へ持ち帰り、同地区の河野農園が管理。キャベツの生育過程はSNSを通じて参加者らへ発信し、5月ころには苗を畑に植え替え、7月初旬に収穫を予定する。希望者は植え替えや収穫体験に参加できる。このほか、会場では弥栄町産のお茶やお菓子を用意し、参加者には河野農園のキャベツを進呈する。

 同支所の担当者は「これまで定住財団の登録会員向けにイベント案内を行ってきたが、島根に興味がある方やいずれは島根で田舎暮らしをしたい方にも参加してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~15時。参加費は500円。事前予約で定員20人になり次第、受け付けを終了する。問い合わせはふるさと島根定住財団(TEL 0855-25-1600)まで。

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