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広島に国内最大のバオバブ 植物公園の大温室リニューアルに合わせ展示

広島市植物公園の大温室で展示する国内最大のバオバブ

広島市植物公園の大温室で展示する国内最大のバオバブ

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 広島市植物公園(広島市佐伯区倉重)の大温室が3月3日にリニューアルオープンし、国内最大のバオバブ展示が始まった。

40年ぶりにリニューアルした大温室

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 大温室リニューアルは施設老朽化から、開園40年事業として取り組む。2年前から温室内の植物をバックヤードへ移動させるなど、準備を進めてきた。

 展示するのはオーストラリア乾燥地帯などに自生するバオバブで、幹の直径は約2メートル、重さは約5.6トンで樹齢約400年。幹の太さは日本一という。

 リニューアル後の展示点数は650種。改修前と規模はそのままに展開する。生育環境に応じてコーナー別に展示し、学習しながら熱帯や亜熱帯の世界を感じることができるほか、ミスト装置や池の水温コントロール装置の導入により、岩などに着生する植物や高温性の水生植物などを、より自然に近い状態で観察できる。

 空中散歩はこれまでもデッキ通路を利用して行ってきたが整備し、通路のバリアフリー化により車椅子でも利用できるようにした。

 開園時間は9時~16時30分。金曜休園。入園料は、大人=510円、65歳以上・高校生=170円、中学生以下無料。

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