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広島でアーバンスポーツ世界大会「FISE」開催へ 10万人動員目指す

「FISE Hiroshima 2018」に出場する各種目の代表選手ら。後ろは開催場所となる旧広島市民球場。

「FISE Hiroshima 2018」に出場する各種目の代表選手ら。後ろは開催場所となる旧広島市民球場。

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 旧広島市民球場(広島市中区基町)で来春、アーバンスポーツ(都市型スポーツ)の世界大会「FISE(フィセ)」が開催される。

BMXフリースタイルフラットランドに出場する広島出身の西川選手

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 日本初開催となる同大会。「アーバンスポーツ」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で新たに正式種目となるスケートボードやBMX、スポーツクライミングなどの総称。「フィセ」は「エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル」を意味するフランス語の略称。

 同大会では、25種類を超えるアーバンスポーツのアスリートがプロ・アマ混合で高さや速さなどを競い合う。主催する仏・ハリケーン社では2014年からアーバンスポーツの世界大会を行っており、ヨーロッパを中心に各国で高い集客実績を誇るという。

 同社は11月20日、広島市内で大会の開催を発表した。大会名を「FISE Hiroshima 2018」とし、2020年の東京オリンピックに向けて若者や女性に都市部で気軽にスポーツを楽しんでもらう趣旨で開く。

 予定種目はBMXフリースタイルパーク、BMXフリースタイルフラットランド、スケートボード、パルクール、ボルダリング。

 広島で開催発表を行ったこの日は、各競技に出場する代表選手も来場し、パフォーマンスを披露した。国際体操連盟の渡辺会長は「国際平和都市・広島で開催できることは、国内のアーバンスポーツの発展に寄与するだけでなく、スポーツと平和のコラボレーションのメッセージを世界中に発信し、若者を通じて平和の絆を広げることになる」とあいさつした。

 開催日は2018年4月6日~8日。目標動員数は10万人を見込む。

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