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広島「福屋」屋上にパブリックスペース 大食堂の流れを継いだレストランも

7月29日のオープンに向けて準備を進める本館9階屋上

7月29日のオープンに向けて準備を進める本館9階屋上

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 広島市中心部の百貨店「福屋八丁堀本店」(広島市中区胡町)の屋上が7月29日、グランドオープンする。

ラグジュアリーな空間が広がるレストラン店内

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 本館9階屋上にはパブリックガーデン「八丁堀SORALA(ソララ)」、東館10階にはガーデンレストラン「HIROSHIMA 2016 RESTAURANT UNDER THE SKY(レストランアンダーザスカイ)」が、それぞれ誕生する。広さは、本館9階=約344坪、東館10階=約194坪。

 ソララはデザインを建築家の安部良さんが手掛け、市中心部に位置しながら青空が広がるパブリックスペースに仕上げた。会場全体を金属製フレームが覆い、太陽の光が反射すると波打つような演出も楽しめるという。新設したステージにはローテーブルやクッションを置き、リビングのような空間としても利用できるほか、イベントの開催や貸し出しを予定する。

 レストランはカフェや飲食店を運営する商業藝術(上幟町)が運営する。かつて最上階フロアで営業してきた大食堂の流れを継ぎ、本格的な手作り料理を中心にメニュー構成し、フード40種類、ドリンク46種類に加え、大食堂で提供していたメニューの一部も現代版にアレンジして提供する。メニューは、お子様ランチ(980円)やオムライス(1,200円)、ビーフカリー(1,480円)など10種類をそろえる。店舗面積は、室内=約60坪、テラス=約196坪。席数は、それぞれ104席を設ける。

 福屋では2014年9月、百貨店屋上を活用したアートプロジェクトを始動。これまで、けん玉をテーマにした大会やヨガ、茶の湯体験など、約1年半にわたって全13回のイベントを実施してきた。

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